あおぞら文庫
長塚節の作品は、代表作の題名のとおり、「土」の匂いがプンプンしてくる。

たまに、あおぞら文庫に行くことがある。
きっかけは、長塚農園と出会い、その近くに作家・長塚節の生家を見つけたことから。
この作家が気になり、webをたどって、あおぞら文庫に行き着いた。

長塚節の作品は、地元の言葉遣い(昔の茨城弁)が難解だが、代表作の題名のとおり、「土」の匂いがプンプンしてくる。時々出てくる地元・石下近辺の地名も親近感を抱かせる。でも難解なので、あおぞら文庫の作品をゆっくりじっくり拾い読みしている。

あおぞら文庫で知ったのだけど、長塚節の生まれた年は、私の尊敬する寺田寅彦先生と1年違いなんですね。子規との親交という意味でも彼らはつながっていたみたい。

Kiri